こんにちは、ねこまるです。
今回はうつ病や適応障害など精神疾患を患っている方へ向けての記事です。
また、最近ちょっとしんどいかもと思ってる方にもぜひ読んでいただきたい内容になってます。
うつ病やうつ状態の方は、自分の状況を周りに打ち明けられなくて悩んでいる方が多いと思います。
そこで今回は、病気の打ち明け方について話していきたいと思います。
打ち明けられない理由

友人や親と会って急に「私、うつ病なの!」とか「うつかもしれない」と言える方ってほとんどいないと思います。
それには以下のような理由が考えられます。
❶そもそも自覚がない
“最近なんだかしんどい気がする”と思ってる方は、自分が鬱状態という自覚がないです。
だから、ただの愚痴になってしまう話は人に言う必要もないという考えに至ります。
❷どう思われるか分からなくて怖い
ここ数年で理解が高まってきた病気とはいえ、偏見を持たれたり、縁を切られてしまうのではないと不安になるかもしれません。
取り繕ってでも今の関係を保っておきたいという方も多いでしょう。
❸自分のダメな部分を晒したくない
うつ病の方は、完璧主義だったり、人の目を過剰に気にしたりする性格の方が比較的多いのです。
さらに、自分がその病気であることを恥ずかしいと思ったり、ダメな部分だと感じたりしています。
その結果、人に打ち明けるのが辛いこととなってしまいます。
ねこまるの場合
私の場合は❶~❸全部で、特に❸が強いという感じでした。
学生の時にうつ病と診断されたときは、あんまり信じてませんでした。
自分の怠け癖が出ただけだろうなと思っていたからです。だから友人にもそのことは言ってませんでした。
親は診察に一緒に来てもらってたので知ってましたが。
社会人になってからの躁うつ病に関しては、休職してしばらくするまで誰にも言えずにいました。
言う必要を感じてなかったし言いづらいのというのも、もちろんありました。
劣等感を異常に感じるタイプなので、自分からダメな所を晒したくなかったのです。
打ち明けた方がいいの?
精神疾患を患ってる方は、何かしら多大なストレスを抱えているでしょう。
自分の状況を偽ったり、元気なふりをしたりするのは更なるストレスに繋がるので、
治療の為にも、出来るだけストレスは減らしていった方がよいです。
また、誰か1人でも自分の感情を打ち明けられる人がいるだけで気分が楽になります。
人への打ち明け方

詳しく話せなくてもいい
まず、詳しい病名や原因は打ち明けられなくてもいいです。
“最近ちょっとしんどくて、会社休もうと思ってるんだ” とか軽い感じで大丈夫です。
誰か1人でも打ち明けられる人を
打ち明けるのは何も家族や親しい友人じゃなくても構いません。
様々な事情で、近しい人には話せない人もいるかもしれません。
例えばネット上での友達とか、同じような病気を持ってる人に打ち明けるのでもいいでしょう。
ネット上だと、お互いの素性をよく知らない為、逆にスラスラ話せるといったこともあると思います。
どうやって話したらいいの?
・直接会って話すor電話で話す
かなり難しい方法ではありますが、出来るのであれば最善の方法だと思います。
顔を見ながら話せたり、声色が聞けたりするので、深刻度が伝わりやすいです。
・メールやLINE等で伝える
言葉が詰まってしまってうまく話せない場合はこの方法も考えてみてください。
返事を見るのが怖い場合は、”この後しばらく忙しくて返信できません”と伝えて、
携帯から離れて生活するのもいいです。
心が落ち着いてからゆっくり返事を見てみましょう。

返さなさ過ぎても、相手に心配かけるからほどほどに。
ねこまるパターン
最初に打ち明けたのは、多分友人です。
休職が決まる前からの約束が合って、そのときに会社の話になったので嘘をつくのも悪いなと思って休職の話はしました。
躁うつを患ってるという話はしませんでしたが、精神的な理由でというのは伝えました。
ちなみに親には、休職中に自宅に親が来た時、仕事行く振りしたら出先で見つかってばれました。

リストラされたサラリーマンがスーツ着て公園行く気持ちがちょっとわかった…
会ったら話そうと思ってたのが、親が実家帰ったら電話で言おうってどんどん逃げてましたね。
まとめ
無理に打ち明ける必要はありませんが、嘘をつき続けるのもストレスになります。
だから、”最近仕事どうなの?”っていう世間話の流れで話しちゃうのも得策だとは思います。